広告費は飲食店の設備投資に比べると微々たるものなので、手堅い事業投資と言えます。

WEB広告の成功例②飲食店がケータリング戦略で起死回生

 

ケータリングのオードブル

都内で比較的家賃相場の安い住宅街に飲食店を経営するBさんは売上減少で悩んでいました。
昼は定食、夜は居酒屋として経営していて、父の代から受け継いだお店で店舗自体は広く席数は40ほど。駐車場のほかに宅配を行うための商用バンを持っていました。
肝心の料理はいたって普通で悪評が出るほどではないですが、ネットで話題になるものではなく大手口コミ投稿サイトのレビュー評価は平均3.0点のお店です。
宴会客を呼び込もうとホットペッパーに割引プランクーポンとともに広告を掲載するも駅から遠い立地で効果は今ひとつ。広告費に見合う集客は得られませんでした。

 

なんとか運営を続けてはいたものの、ムダにお店が大きいこともあって廃業や移転も考えていた中でコンサル会社を紹介してもらいます。

 

そこで受けたアドバイスは、都内の好立地でキッチンや客席も広く車も持っているので企業向けのケータリングを行ったらどうかと提案を受け、実行に移します。
目論は当たって、企業の新入社員歓迎会など、些細なイベントでのケータリングの仕事を多数獲得しました。

 

もともと店は広くて客席も豊富なので開店前に客席を使って仕込みや準備を行い、当初は大規模なケータイリングに必要な設備(大皿や土台など)はリースで対応していました。
季節の影響も受けるのでケータリングに一本化することはできないですが、既存の店舗のままで大幅に売上を伸ばすことに成功しました。

 

ポイントその1、レビュー評価よりも価格重視

 

飲食店の場合は広告を出しても、レビューで高評価を得られないと大きな集客は期待できません。
会社関係の宴会であっても、幹事はなるべく美味しいお店を探すように努力しますし、立地や味が悪いと不満の声も出るものです。
それに対して企業向けのケータリングは大半は食事はメインではなくオマケのような存在です。
運営するにあたって予算は限られていますし手配を担当する人はネットで価格や対応エリアなどを見て利用する業者を決めます。
Bさんの経営する飲食店はもともとケータリングをできる環境があったので、コンサル会社に相談して大きな転機を迎えたことになります。

 

ポイントその2 既存の店舗も活かした運営

 

Web広告による集客は既存のメイン事業とは違う分野でも、片手間で行えるもので成功する事例は高いです。
単体で赤字であってもプラスアルファの収入源が入ってくれば家賃などの追加コストが少ない分、会社そのものの財務体制は健全化されます。
設備投資をして大きな出費をするよりもWeb広告と既存でできるサービスの組み合わせで何かできることがないか探してみると良いでしょう。
広告費は設備投資に比べると微々たるもので、手堅い事業投資だと言えます。

 

まとめ

 

飲食店を経営している以上は味や評判などメインの食事で成功したいと思うものですが、ビジネスで成功するにはノウハウが重要でBさんのお店の場合は店舗型ビジネスに広告費を投資しても大きな効果は得られません。
Web広告をする時は、やりたい事業や売りたいサービスへのこだわりは捨てて、ネット集客と相性の良いことを始めるとよいでしょう。
地域や業界によって効果のあるWEB広告のデザインは違うので、デザイナーと相談することも大切です。
ネット社会に変化するなかで売上を落としている場合はコンサル会社に相談するのも効果的です。